こんにちは!
欲張りな主婦、えんちゃんです。
2022年7月にカナダへプチ移住したわが家ですが、実のところ、当初の予定では、夫の仕事が休業に入る3月末~4月頭には渡航する予定でした。
タイミングの悪いことに、2月に世界中でコロナウイルス第6波が拡大した影響で、予定していたカナダの現地校から受け入れの延期を提案され… 新たな受け入れ先を探しているうちに、あれよあれよと月日が流れてしまいました。
そんなわけで、今回は(予定外にも)日本の公教育を受けることができた4か月間を振り返ります!
長女に謝罪!「やっぱり日本の小学校に行くことになりました。」
この2年間、コロナウイルス感染拡大の影響で子どもたちの生活は一変してしまいました。長女と二女の通う園では、運動会も生活発表会も縮小になり、楽しみだった夏祭りは中止に。マスクと定期的な手洗いと消毒。飛沫を恐れて食後の歯磨き習慣はなくなりました。それでも文句も言わずに社会に順応してくれた子どもたちと、サポートしてくださった園の先生方には、心から感謝を伝えたいです。
そして、わが家の出国をも延期にしてしまったコロナウイルス。園生活最後の2022年3月、長女に「ごめんね。カナダに行くのがもう少し先になりそう。だからみんなと同じ日本の小学校に少しの間だけ行くことになったよ。」と伝えました。
子どもの順応力。
年長の仲間たちが入学に向けてワクワクドキドキと気持ちを作っている中、「わたしはカナダのキンダーさんになるの!」と公言していた長女。思わぬ方向転換を迫られた彼女の精神状態が不安でしたが、やはり子どもの柔軟さと順応力はすごかったです。
というのも、わたしたちの話を受けてすぐに…
「じゃあ、急いで上履きとカバンも用意しなきゃだね!!」と言ったのです。
申し訳ないやら、有難いやら。複雑な気持ちが高まり、わたしも夫も思わず涙が出てしまいそうになりました。
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幸い、持ち物のルールが厳しくない学校だったので、体操服やカバン(ランドセル)などは、別の市町村にいる姪っ子のものを貸してもらうことにしました。
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上履きは、お店で試し履きしてみるも、甲高な彼女に合うものがなかなか見つからず困りました。入学式まで10日をきった日、長女から「そうだ!保育園で履いてた上履きと同じメーカーの白色を探せば履けるはずだよ!」と提案され、そうだそうだ!と、早速Amazonで注文。無事に、娘の足にフィットするお気に入りの1足を手に入れることができました。
他にも、筆箱や文房具など、長女と相談しながら、必要なものを準備しました。
いざ入学!小学校一年生でバス通学!?
田舎なため、片道2キロ程度歩くのは普通なのですが(笑) わが家の住むエリアからは幸いバス通学が許可されていたため、小学校一年生にしてバス通学デビューとなりました。
が、バス停までで、すでに1キロちょっと(笑)
わたしが子どもの頃は、自宅から小中学校まで片道500メートルでしたので、「そうか。あれの往復分を朝夕歩いているのか。」と想像し、長女に尊敬のまなざしを送る日々でした。
通学班という制度はありませんでしたが、共に頑張る近所の仲間たちに勇気づけられながら、ほぼ毎日、夫と(たまーーーにわたしと笑)歩いて通学しました。あの徒歩通学の4か月があったから、車なし生活の今もなんとか楽しめているのだと思うと、あの日々には本当に感謝ですね。雨にも負けず風にも負けず、伴走してくれた夫よ、ありがとう!!
生活習慣に変化あり。体力UP!食欲UP!
入学してから、長女は保育園時代よりずっと規則正しい生活になりました。というのも、田舎の小学生の朝はとても早いのです!
朝のバスの時間に合わせて6時には起床。朝ごはんを食べて、お手洗いと身支度を済ませ、7時には家を出ます。保育園時代は8時半に登園だったので、朝の起床時間も夜の就寝時間も共に1時間早くなったことになります。
また、放課後は自分で約束をしたお友だちと夕方までたっぷり遊んできます。最初は心配で心配で(嫌がられながらも)後をついていってましたが。少しずつ少しずつ親の手から離れていき、入学祝いに叔母からプレゼントしてもらった腕時計を見て、約束の時間には帰ってくる…という習慣ができました。わたしも長女を通じて、近所のお母さんたちと交流する機会ができて、親子で楽しい時間を過ごさせてもらいました。
日本の良さを見直すきっかけになりました。
4月当初、親のわたしたちは、カナダ行きが決まらない焦燥感や娘たちに対する申し訳なさで複雑な気持ちでいっぱいでした。周囲からは時折「あれ、まだ日本にいるの?」と驚かれ(笑) 地元の小学校へも「や、や、やっぱり入学します~!!」と(まさかの3月に…)お願いをして(焦) 何もかも急ピッチで、うまくいかない日々でした。
しかし、こうやってブログを書きながら振り返ってみると、「なに1つ、無駄なことはなかった!」と改めて感じました。
思わぬカタチで長女が入学することになりましたが、親子共に、日本の誇るべき「給食文化」、そして「地域社会のあたたかさ」を再認識することができ、本当によかったです。
長女は、カナダの新学期が始まる9月までに、日本の学校から配られた「夏休みの宿題」を終わらせるつもりのようです。おばあちゃんに預けたアサガオも、元気に咲いているといいね。
ではまた!!
信州の田舎にて夫と3人むすめと5人暮らし。気ままな社宅暮らしで楽しく貯金♡ 2022年7月より、浪費型投資生活inカナダをスタートしました!子育てに奮闘するファミリーの一助になれると信じて、日々の出来事や暮らしのアイデアをブログに綴ってます!Instagramもゆるーく更新中♡ カナダの現地生活に関するご質問・コメントには随時お返事させていただきます!
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