こんにちは!
家族を愛する主婦、えんちゃんです。
今日は、わたしが家族をカナダに連れてきた理由について、少しお話したいと思います。
家事と子育てをしていた専業主婦のわたしが、どうして?どうやって?夫と3人の娘たちを連れてカナダへプチ移住することができたのか?というお話です。
あくまでも永住ではなく、期間限定の移住になりますが、たくさんの選択肢のうちの1例として、家族で移住をしたいと考えている方や、子どもの海外留学を目指している方の参考になれば幸いです!!
どうしてカナダにプチ移住したの?
早速ではありますが、わたしが家族を連れてカナダにプチ移住しようと思ったそのきっかけは…
「激務な夫に、休職してもらいたかったから」です(笑)
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さて、ここで…
「、、ん??休業してほしかったのはわかるけど、どうしてカナダまで行っちゃった?」
と思った方。ほんと、その通りですよね~(笑)
どうしてかというと…、
激務な夫の働き方改革のために、ひとまず世界基準の働き方を体感してもらおうと思ったのです(笑)
「そんな理由で!?そこまでする~~!?」
と、仲の良いママ友からは冷ややかな目で言われてしまいました(笑)
激務な夫に休業要請!!
とは言え、夫の激務ぶりはなかなかのものでした。
これまで十数年間、県職員として土日祝日返上で働いてきた夫。いつも娘たちが寝たあとにひっそりと帰ってくる生活を何年間もしてきたため、長女も二女も、もれなく夫に「人見知り」をして育ちました…。
それでも子煩悩で家族を大切にしてくれる夫は、忙しい出勤前には保育園への送りを率先してやってくれたり、時間単位の有休を使って発表会に駆けつけてくれたり。わたしに対しても思いやりや気遣いをたくさんしてくれて、本当に家族のために120%の愛情を注いでくれました。
しかし、毎年の職場の健康診断では少し心配な面が見えてきたり、見た目にも明らかな疲労がありました。本人曰く、特に忙しい時には、明け方に仕事の夢を見ていたそうです。そばで見守る妻からすると、それはまさに過労すれすれの状態でした。(本人はまだ大丈夫と思っていたみたいだけど…)
専業主婦のわたしもまた、夫の働きに感謝して応援する気持ちがあった半面…、一人きりの子育てとストレスに耐え切れず、何度もメンタルの崩壊を感じていました(泣)
それに内心、自分が働けないのは夫の激務のせいだと思っていました。
今思えば、自分のルーティン(育児・家事)に「仕事」が上乗せされる(=自分のキャパを超える)ことへの恐怖で、ただただ新たな一歩を踏み出せなかっただけなのだと思いますが、当時は社会復帰できないことで何度となく夫に八つ当たりをしていました。
それでも、周囲のママ友や保育園の力を借りながら、なんとか長女も入園の時を迎え、二女もたくましく成長してくれて、ふと肩の力が抜けた頃、「また赤ちゃんに会いたいね。」と夫と話せるようになりました。そして間もなく、第3子を妊娠しました。
でも、心のどこかで「これが最後の赤ちゃんかもしれない…」と思っていたわたしは、
「今度こそ、ふたりで子育てしようよ!!どうせなら海外にでも行ってさ!!」
と、夫に休業要請×海外へのプチ移住というダブルの提案をしました(笑)
あの手この手で、夫を説得する
日々の仕事や日常のルーティンをこなすのに必死だった多忙な夫は、わたしの提案にはなかなか乗ってきませんでした。
振り返ってみると、現実主義な夫は、不安定な国際情勢やコロナウイルスのこと、そして娘たちへの影響を色々と考えてくれていたのだと思います。
一方で私は夫の心配もお構いなし。考えれば考えるほど、夫の休職期間を海外で過ごすことは、大きなメリットがあると思うようになりました。
- 子どもの成長と親のわたしたちの成長が両立できる
- 子連れの海外生活の場合、子ども達の年齢が小さい時の方が新しい環境に適応しやすく、得られるものも多くなる
- 子ども達が新しい言語や文化に触れられる
- 将来的にも子どもたちの海外への心理的なハードルを低くできる
- 時間にゆとりができて、丁寧な子育てができる
- 海外生活での時間と経験は、夫のスキルアップとこれからの仕事(英語を使うため)に繋げられる
- 今しかできない(子どもが大きくなったら部活や友人関係で一緒にはついてきてくれなくなる)
- わたしのキャリアアップにつながれば、世帯収入がアップする
などなど、内容をあげたらキリがないですね。あの手この手で、毎夜毎夜、夫にプレゼンテーションし続け、最終的には夫も納得してくれました!!笑
プチ移住先にカナダを選んだ理由
わたしたちがプチ移住先にカナダを選んだ理由は、
- 長期で滞在できるビザが取得やすいから
- 夫が学生時代にカナダでインターンシップをしていたから
- わたしがフランス語学習者だから(カナダの公用語は英語と仏語)
- 治安も良くて英語圏のため、子どもがローカルスクールに通えるから
- 移民に対して寛容で、安全な国だと言われているから
などの理由から、総合的に判断してカナダを第一候補にしました!
そのほかにも、勢いのある東南アジアや、気候の穏やかなオセアニア地域なども検討しましたが、やはり小さな子どもを連れて行くにあたって、医療や教育水準が一定以上ない場所は、現実的にも、精神的にも、わたしたちには選ぶのが難しかったため、最終的にはカナダ一択となりました。
夫の休業の方法は?
県職員の夫ですが、職場に休業申請するにあたって、どういった理由で休むのかを伝えるのには、非常に苦慮しました。
というのも、県の条例や各種制度は県によってバラバラなため、同じような状況の人の情報を見つけることも真似ることも難しかったのです。妊婦の身でありながら、夜な夜な夫とふたりで資料を熟読しましたね。そして最終的には、「妻(わたし)の海外での活動に同行するため、配偶者同行制度を利用したいと思っている」と申し出ることにしました。それが、おおよそ休業開始の10か月前のことです。
同時に、わたしが海外でできる活動を探し始め、カナダの学校でのフランス語のインターンシップをすることに決めました!
目の前に立ちはだかる!お金の問題!
休業することを決めたものの、いざ休業して海外へ行く!!…となると、なんと言っても、やっぱり問題は「お金」ですよね。
残念ながら、わたしはYouTubeの収入やウェブデザインのスキルといった、どこにいても稼げる術を持っていませんでした。ただありがたいことに、夫のこれまでの素晴らしい働きと、わたしの唯一の特技(?)だった「貯金すること」を合わせてみたら、1年間くらいなら海外で家族5人(お腹の赤ちゃんも含む)が暮らせるかな?というほどのお金は貯まっていたので、それを使うことにしました。
また別の記事で、わたしの特技である「貯金」をするチカラについて、詳しくお話しできればと思います。
※ウクライナ情勢やカナダのインフレ、そしてどこまでも続く悲しい円安によって、当初想定していた予算では収まらない可能性が出てきてしまいました。今現在もいろいろと策を講じながら生活を送っているわけですが、引き続き国際情勢と預金通帳を見て行動していこうと思います。(2022年9月現在)
インターン先の現地校はどうやって見つけたの?
カナダのインターン先については、夫が学生時代にインターンシップした際にお世話になったエージェントさん経由で学校にコンタクトを取りました。
夫曰く、「まさか、十数年後に、あの学校に自分の子どもを(しかも3人も!)連れて再訪することになるとは、まったく想像もしなかったよ。」とのこと。本当に、人のご縁ってどこでどう繋がるのかわからないものですね。
ただ、実際はコロナの影響で、夫がお世話になった公立学校では受け入れをしてもらうことができなくなってしまい、別の私立学校でインターンをすることになったのですが…。それでも、夫が信頼できるエージェントさんとの繋がりを持っていたことは、本当に有難いことでした!!
今日はここまで。みんなで夢を膨らませてみよう!
というわけで、ざっくりではありますが、わたしたち家族がカナダに来た理由についてお話させていただきました。
わたしは、好きな事や叶えたい事を、あーでもない、こーでもない!と妄想する時間が大好きなのですが、今回の「家族で海外生活をすること」に関しても、実は、何年も前から妄想してきた事のひとつだったので、今はそれが現実となったことが、とても嬉しいです!
こんなわたしですが、有難いことに海外移住の相談をお受けすることがあります。相談者の皆さんは、本当~にたくさんの夢や願いを持っていらっしゃって!お話を聞くだけで、わたしまでわくわくしてしまうほどです!!
「子どもがいるからできない」
「お金がないからできない」
「時間がないからできない」
と、ないない探しはもうやめましょう!
「こーだったらいいなぁ!」と思えることさえ見つかれば、あとは、なりたい自分や叶えたい夢に向かってどんどん夢を膨らませて、「あーでもない!こーでもない!」と方法を探して走り出してみてはいかがでしょうか?
すぐに叶うこともあれば、もしかすると何年もかかることもあるかもしれません。でも、わたしの妄想が数年かけて現実となったように、きっと皆さんの夢や願いも、皆さんがカタチにしてあげられるはずです。
これからも、海外生活への夢や興味をお持ちの方や、子育てに奮闘するファミリーの一助になれると信じて、ブログ更新していきますので、どうぞまた遊びに来てくださいね。
それでは、今回もお読みいただきありがとうございました!!
信州の田舎からカナダへプチ移住!夫と3人むすめと5人暮らし。気ままな社宅暮らしで貯めたお金で、2022年7月より浪費型投資生活inカナダをスタートしました。子育てに奮闘するファミリーの一助になれると信じて、日々の出来事や暮らしのアイデアをブログに綴ってます!Instagramもゆるーく更新中♡ カナダの現地生活に関するご質問もお待ちしております。できる限り個別に(随時!)お返事させていただきます!
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