【実例】Revolut Japanをカナダで使う。実際の利用記録をひたすらに更新します!

こんにちは!
家族を愛する主婦、えんちゃんです。

この記事では、2022年7月よりRevolut Japanをカナダのオンタリオ州で使い始めたわが家の記録を紹介します!

「レ、レボリュート?え、そんな、どこの馬の骨かもわからない外国のアプリに、わたしの大事な日本円を入れるなんて…。で、、できないよ。」

と思っていた田舎者のわたしが、カナダで実際にがんがん使っている記録をアップしていきますので、どなたかの参考にしてもらえれば幸いです!笑

まだまだ新しいサービスなので、いろいろと壁に直面することもありますが、わが家の失敗談なども紹介できればいいなと思っています!

※実際のアプリ登録方法、現地での支払い方法などは、Revolut公式ホームページや他のたくさんのユーザーさんがレビューブログにわかりやすく書いてくださっているので割愛させていただいてます。

前置き① 2021年 春、Revolutに出会った。

わたしが初めてRevolutを知ったのは、2021年の春のこと。カナダ移住を夜な夜な妄想して、海外生活での支払いや、日本の銀行口座からの送金に有利な銀行はないかと調べていた時、同じく国際送金に強いWiseのブログページで、なんとRevolutが取り上げられていました!!

2020年5月に日本で始まったばかりの次世代的なサービスであるRevolut。そのため、正直最初は「これは、ないなー。」とスルーしました。

がしかし!夫に話してみたら、かなり食い気味に興味津々で(笑) それから二人で英語版のサイトも含めていろいろと調べました。出国が近づいてきた頃には、ちらほらと日本人ユーザーさんもブログに利用記事をアップし始めてくれていたので、最終的にはRevolutを信じて、2022年2月に夫婦で利用を開始しました。

ちなみに余談ですが、Revolutは、ロシア出身の銀行家ニコライさんとウクライナ出身の技術者ヴラッドさんが2015年にイギリスで創業しました。海外出張多めのニコライさんは海外でクレジットカードを使う機会が多く、その度に手数料が取られるのに疑問を持ったそうな。そこで、ヴラッドさんに話を持ち掛けて「外国為替手数料のかからないプリペイド式デビットカード事業」をスタートしたそうです。

新しいサービスってだけで「怪しい!!」と思ってしまったわたし…。ただただニコライさんとヴラッドさんの有能すぎる思考に理解が追いつかなかっただけなの…。疑ってごめんなさいね、アポロジャイズ(泣)

前置き② Revolutのサービスを知ろう。

Revolutの主なサービスは、残高管理・外貨への両替・海外への送金・デビットカードの発行です。オプション的な位置づけで、友人との割り勘機能・金(ゴールド)の投資・空港ラウンジの利用・最寄りのATMを検索などもできますが、わたしはベーシックなサービスしかほぼ使っていません(2022年3月現在)

これだけ見ると、「あれ?Revolutって、よくある銀行のサービスと変わらないんだね~」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそれぞれのサービスの手数料が破格なのです!!まさに創設者ニコライさんの信念を感じます。。

Revolutが手数料を安く抑えられている1番の理由は、Revolut銀行ではなく、スマホアプリだからでしょうね。銀行のようにリアル支店を持つわけではないので経費の削減ができて、その恩恵をユーザーに還元してくれているわけですね~。

前置き③ 使ってわかる、Revolutのすごさ。

そんな革新的なアプリRevolutをスマホにダウンロードすると、どうなるかというと…

今まで当たり前にかかっていた

  • 国際送金する時にかかる高額な送金手数料
  • 隠れコスト(為替手数料など)
  • 銀行窓口での煩わしい手続き

…が、無くなる(もしくは激減する)!!ということなんですね~。

これがいかにスゴイ事なのか!というのは、海外旅行・留学・出張に行ったことのある方ならお分かりいただけるはず。

ほんの10年前は、わが家のようなTHE☆日本人家庭は大抵、日本国内の銀行に日本のお給料(つまり¥円)しか持っていなかったので、「じゃあ家族でパリに行こう!」なんて時には、メガバンクに出向いて…、「すみません、円¥をユーロ€に変えたいのですが…」と小一時間待って…、ついでに「海外で使えるVISAカードも発行しなくっちゃね!念のためにトラベラーズチェックも用意しておく?」というのが普通でしたよね?(化石)

お父さんが海外に単身赴任することになった時には、お父さんから「現地の銀行口座を作れたよ!!」という一報が届くのを今か今かと待って…、日本から、高~い手数料を払って国際送金していましたよね?(ガラパゴス)

そこから、わたしの知らないうちに、お手軽に外貨建てができる銀行が現れ、海外送金手数料や為替手数料が安い銀行が現れ、外国人労働者向けの格安海外送金ツールが生まれ…、あれよあれよといううちに、令和になったらRevolutが日本に上陸して、これまでの煩わしさをすべて拭い去ってくれました(笑)

2022.02.24記録 Revolutで初めての外貨両替。まさかのJPYがRUBに!!

さて。わたしのスマホ(楽天モバイル契約中のOPPOちゃん)と夫のスマホ(同じく楽天モバイル契約中のRakuten Hand)にそれぞれ Revolut Japan アプリをダウンロードして3週間ほど経った2022年2月24日。アプリをいじりながら使い方を体得しようとしていたら、膝上に座っていたイタズラッ子3歳が、わたしのスマホ画面をポチポチしてなんと日本円2,000円分をロシア通貨RUBに両替してしまいました(泣)

ちょうどウクライナ情勢に変化があった時です。為替レートを見るたびに1ドル=80ルーブル前後だったところから徐々に徐々に下へと落ちていくRUBを見て、事態の深刻さを感じていた訳なのですが、、

なんというか…。まさか購入してしまうとは…。

たかが2,000円、されど2,000円。自分と幼いわが子が、望まぬ戦争に加担してしまったのでは…?という、なんとも切ない気持ちになりました。

…が、この1か月後、大きな学び(?)がありました!!

RUBが、、上った…(絶句)

2022年4月17日のことです。ふと為替レートを開いてみると、まさかのRUBの回復!!もちろんこれは一時的なもの(ロシアが他国に対して、天然ガスの代金支払いをRUBにするよう求めたりしていましたよね…)ではありましたが、ここでわたしは早々にRUB → JPN に再度両替することにしました。

望まぬ形ではありましたが、おかげでわたしは人生で初めてのFX体験をすることとなりました(苦笑)

これでまた一つ、知識武装ができたのでしょうか。(為替の変動は株価よりずっと読むのが難しいそうなので、素人のわたしには次はないと思いますが…。)

それでも、悲しい外貨両替の思い出ではなく、「Revolutってこんな使い方ができるんだ!!」という嬉しい発見ができて結果オーライです。

2022.07.19記録 三井住友銀行デビットカードで入金できない問題。

出国日が決まってきたため、デビットカード → Revolutへ高額の日本円を入金しようとしたわたしたち夫婦。しかし、いざ20万円を入金しようとしてみたら、こんな画面が…

そ、そんな…

今まで数千円しか試したことがなかったけれど、問題なく三井住友デビットカードで日本円を入金できていたので、これには焦りました。

とりあえず、「ご利用に関するお問合せは、SMBCデビットデスクへご連絡ください。」というお知らせ表示に従って、早速SMBCデビットデスクへ電話をすることに。

受話器の向こうにいるコールセンターのお兄さんに「あの、レボリュートという金融アプリに入金しようとしたら、入金できなくてですね。かくかくしかじか…」と事情を伝えると、「その、レボリュートというのは、どのようなサービスなのでしょうか?」なんて質問されながらも何とかRevolutを理解してもらうことができ(笑) 最後にいくつかの本人確認をして、無事にRevolutをデビットカードの入金先として認識してもらうことができました! 合わせて、夫とも電話を代わって、夫婦で手続き完了です!!

コールセンターのお兄さんからは「今日の3時以降であれば入金できるはずですので。」と言ってもらいましたが、結局なんやかんやで忙しくて翌日の夕方になり、無事に10万円をRevolutへ入金することができました!

さらにその翌日も30万円を追加で入金。その日から、入金してはレートを見ながらカナダドルに両替する日々が始まりました~

2022.08.20記録 カナダのアパート代を大家さんに支払う。

カナダに来て約1か月。来月からは新しいアパートへ引っ越すため、大家さんに今までのアパート代(家賃・光熱費・ランドリー)を支払うことに。が、夫のRevolutアプリから送金を試みるものの、うまくいかず。最終的には「マイナンバーカードを提出してください。」という表示が出てしまいました…(白目)

Revolutのチャット機能でサービスセンターとやりとりをするもののうまくいかず…。結局、夫のアプリからではなく、わたしのアプリからだと問題なく国際送金することができたので(?)マイナンバーは提出することなく国際送金することができました…!!

なお、国際送金をする際に必要な情報は、送金先の相手方に以下の情報を教えてもらう必要があります。

  • 氏名(ファーストネーム・ミドルネーム・ラストネーム)
  • 住所
  • 口座番号 account number
  • 銀行番号 bank number
  • 中継番号 transit number
  • e-mailアドレス

この情報は、銀行の小切手を見ると書いてあります。つまり、かなりの個人情報なので、相手から教えてもらうには、ある程度の仲(信頼関係?)でないと難しいのではないか?と感じました。

わたしたちも、約1か月という時間を大家さん(上の階にいた)と過ごし、いっしょに料理をしたり、掃除をしたり、食事や会話をしたり、コミュニケーションを通して信頼関係を築くことができたかな?というタイミングだったからこそ聞くことができましたが、出会ってすぐであれば難しかったかもしれません(ワーホリなど、就労ビザ以外で渡航される方は、なおさらかもしれません。)

とはいえ、相手が運よくRevolutユーザーである(もしくはユーザー登録してくれる!)場合もあるでしょうから、まずはトライしてみるのがいいかと思います!

2022.09.27記録 ESTAの支払いでカードが一時凍結された。

ビザの切り替えのためにアメリカへ入国(フラッグポール)するにあたって、ESTAを申請しました。支払いにRevolutを使用したところ、カードが一時的に凍結されました。どうやら不正な利用だと認識されてしまったようです。

すぐさまRevolutのアプリを開いて、不正利用ではないことを承認して凍結解除しました。そして、無事にESTAの支払いを完了させることができました。

セキュリティ対策がしっかりされていることを確認出来て、さらに安心してRevolutを使用していけそうです。また、凍結解除もアプリ上で完了できるのはとても有難かったです。(海外生活での電話は色々な面で楽ではないので…)

【番外編】海外旅行にはVISAカードでいいんじゃない?

海外旅行にVISAカードを使うのは、安心安全という意味では良い選択の1つだと思います。ですが、海外でVISA(つまりクレジット)カードを使う際には「隠れコストがある」ということは知っておかなくてはなりません。

日本から持っていくほとんどすべてのクレジットカードを現地での支払いに使った場合、2.2%程度の為替手数料がかかります。「口座に¥円しか持っていないわたしが、フランスでショッピングをするのに€ユーロで支払いができているわ!あら?なぜかしら~?」という疑問が頭に浮かべばすぐに理解できる話なのですが(笑) 海外旅行でクレジットカードを使うことが当然なことすぎて、為替手数料が発生しているなんて知らない方も多いでしょうし、きっと一度くらいは見聞きしたことがあるだろうけど無意識のうちに「為替手数料は必要経費だ。」と思いこんでいる(わたしのような)方もいらっしゃるでしょう。

でも、、2.2%って実は結構すごいです。1万円なら220円ですが、100万円なら2万2000円ですから!!どうか、ある程度まとまったお金を海外で使う際には、隠れコストにご注意ください!!

【番外編】Revolut と Sony Bank Wallet の違い。

Revolutはあまりに次世代的なサービスだったこともあり、また、日本上陸したばかりで情報も少なかったため、「日本の銀行の方が安心かも?」とSony Bank Walletについても調べました。

が、結論から申し上げますと、元々Sony Bank Walletを持っているならそのまま使えばいいと思うけれど、新たに取得するのであれば Revolutをオススメします。というのも、Revolutの場合は、クレジットカードからのチャージが可能なため、クレジットカードのポイント還元対象になる可能性があるからです!これは、Sony Bank Walletにはない特典かと思います。

ただし、Revolutにクレジットカードでチャージする際、その分の残高は買い物には使用することができても、現金での引き出しはできません。デビットカードであれば、チャージされた残高についてはATMから出金することが可能です。これは、それぞれのカードの特性による問題なのですが、、クレジットカードからのチャージ分=借りているお金、デビットカード=わたしの口座から出したお金、という扱いになりますので、その点には注意が必要です。

信州の田舎からカナダへプチ移住!夫と3人むすめと5人暮らし。気ままな社宅暮らしで貯めたお金で、2022年7月より浪費型投資生活inカナダをスタートしました。子育てに奮闘するファミリーの一助になれると信じて、日々の出来事や暮らしのアイデアをブログに綴ってます!Instagramもゆるーく更新中♡ カナダの現地生活に関するご質問もお待ちしております。できる限り個別に(随時!)お返事させていただきます!

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